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2017.07.30

映画「君の膵臓をたべたい」

7月28日より公開の映画『君の膵臓をたべたい』を見に行ってきました。


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原作は「本屋大賞」2016第2位などいくつもの賞をを受賞し、累計発行部数は75万部の人気小説です(映画公開でさらに部数も伸びそうですね)。
映画の主要ロケ地は滋賀県や彦根市のようですが、主演の浜辺美波が石川県出身ということで、県内の映画館でも宣伝に力を入れているようです。


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また、原作小説の表紙イラストの風景は福井県の足羽川にかかる幸橋がモデルになっているそうで、そんな縁もあってか、全国キャンペーンは北陸からのスタートとなっていました。
ただ、主演の2人がほぼ新人であることや、主要登場人物が案外少なく、しかもそのほとんどが同級生役ということであまり知名度の高い出演者がおらず、これでは客が呼べないと東宝が考えたからなのかどうかは判りませんが、12年後の話として後日談的なストーリーが新たに追加されるとのこと。こういうのは多くの場合悪い方向に変わってしまう事が多いので、そこが一番心配な所ではあります。


【注意】
以下、多少のネタバレはあります。原作も未読で映画もまだ見ていないという人はご注意下さい。


見て来た感想としては、予感は半分的中という所でしょうか。
12年後の登場人物としてキャスティングされているのが小栗旬と北川景子なのですが(あんまり番宣とかに名前は出ないけど、上地雄輔も)、小栗旬の出番が結構多いのですよね。最後にちょっと出てくるくらいかと思ったのですが、小栗旬に始まり小栗旬に終わるという感じで、実は小栗旬が主役なんじゃないかと思うほどです。
主要なストーリーは原作に沿った物ではありますが、原作部分のストーリーは、12年後の「僕」(小栗旬)が生徒に語っているような構成になっています。
また、「共病文庫」は桜良の死の当日で終わっており、原作での続き部分は12年後の「僕」が学校の図書館で見つけることになります。そのため、恭子が桜良の病気のことを知るのも12年後になり、「僕」が恭子に『僕と友達になってください。』と言うのも12年後の「僕」なんですね。なので、ラストはかなり原作とは異なってますね。
原作を読んでない人には、これはこれで有りかと思うのですが、原作ファンにはどう受け取られるのか。それに、この改編によってますます小栗旬の主役感が強まってるんですよね。
ただ、12年後部分の存在によって、対象年齢が多少上に広がるという効果はあるのかもしれません。


ネタバレ部分終了。


個人的には、どちらかというと原作のほうが好きですね。特に、先に原作を読んでいる人にはその傾向が強いような気がします。
原作を未読なら見に行っても良いんじゃ無いでしょうか。但し、小栗旬がキライと言う人にはお勧めしませんが。
ところで、公式でも『キミスイ』の略称が使われていますが、なんだか「肝吸い」みたいですね。肝じゃなくて膵臓ですけど。




さて、今回は「イオンモール新小松」のイオンシネマへ見に行ってきました。


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いろいろと時間的な都合が一番良かったことと、新しい所に行ってみたかったという事もあります。
スクリーンは一番大きな316席の7番スクリーンでの上映でした。
石川県内にある4つ(多すぎないか?)のイオンシネマのうち、新小松は一番規模が小さい劇場となります。ちなみに一番規模が大きいのは意外にも金沢(フォーラスじゃ無く福久のほう)なんですね。
石川県では最南部にある映画館で、小松や加賀の人達にとっては待望の映画館だったのではないでしょうか。金曜の夜という事もあってか、学校帰りの高校生の姿も見られました。小松の学校からは、帰りに金沢の映画館に寄っていくというのはちょっと無理でしょうからね。夜9時以降の上映にもそこそこの人が来ていました。
こうなると、御経塚のイオンシネマの存在というのがかなり微妙になってくる気がします。ただでさえ多すぎと思われる金沢とその近郊のシネコンですが、その半分以上がイオンシネマというのもかなり異常な状況だと思われます(御経塚と金沢は元々ワーナーマイカルシネマだったんですが)。イオンシネマ同士での客の奪い合いとなってしまい、どこかを減らしたいと考えているのでは無いでしょうか。そうなると、一番無くなる可能性が高いのが御経塚になると思われます。家から一番近い映画館なので、個人的には無くならないで欲しいとは思いますが……

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