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2017.05.22

白川郷へはバスで行ってみた

白川郷へ行くときはいつもマイカー移動です。
東海北陸自動車道が開通してからは、白川郷がとても近くなりました。家から1時間半少々で着いてしまいます。それでも冬場の雪があるときなどは、あまり車では行きたくないなと思ったりはします。
そこで今回は、北鉄バスの「金沢 - 五箇山・白川郷・高山」便というのに乗って行ってみることにしました。
北陸鉄道と岐阜県の濃飛乗合自動車の共同運行となっています。
金沢 - 富山便も北陸鉄道と富山地方鉄道の共同運行でしたが、金沢 - 富山便がどちらの運行であっても同じルートを走っているのに対し、今回のバスは金沢 - 白川郷便は北鉄、白川郷 - 高山便は濃飛乗合自動車が運行しています。金沢 - 高山便は両方のバスが出ています。
金沢 - 白川郷便の料金は大人片道1,850円。往復だと割引があるので3,290円となります(こども半額)。
また、金沢 - 富山便は予約不要でしたが、金沢 - 五箇山・白川郷・高山便は予約が必要で、全席指定(但し座席は選べない)となります。


今回バスで行って見ようと思ったのは、一度試しに乗ってみようという事もあったのですが、村営せせらぎ公園駐車場の値上げというのも理由の一つでした。今年の4月1日から、村営せせらぎ公園駐車場の料金が500円から1,000円に値上がりしてしまったのです。


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一気に2倍に値上げというのはなかなか厳しいですね。
ただ、値上がりしたのはせせらぎ公園駐車場だけで、みだしま駐車場のほうはこれまでと変わっていないようです。


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富山方面からだとせせらぎ公園駐車場のほうが便利なんですよね。富山方面からみだしま駐車場へは行ったことが無いので、どこを通っていけばいいのかも判りません。白川郷のメインストリート(?)を突っ切って行けば簡単なのですが、基本的に地元の人の車しか通れませんし。




今回は金沢駅東口を9:10に出発の便に乗って行きました。
乗り場は先日富山便に乗ったときと同じ2番のりばです。9時頃に乗り場前に着くと、既に多くの人が並んでいました。


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ただ、座席は決まっているので急ぐ必要はありません。今回は前方通路側の席だったこともあり、意図的に後の方に並んで、最後の方に乗車しました。
利用者の半分近くは外国人観光客だったように感じました。
バスは出発時刻の5分ほど前にのりばに到着します。
富山便と違って予約制で事前にチケットを購入しておかなければいけないので、一人一人チケットをチェックする手間がかかるのと、外国人観光客は大きな荷物を持った人が多いので、床下トランクに荷物を入れる人が多いのです。


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使用しているバスは富山便で使われていた物と同じタイプのようで、ACコンセントも付いていました。


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定刻の3分遅れで発車したバスは金沢駅東口を出て金沢東インターへ向かいます。富山便と違って途中のバス停には止まりません。
小矢部砺波ジャンクションから東海北陸自動車道に入り、五箇山インターで一旦高速を降ります。五箇山の菅沼集落前のバス停に停車しますが、行きは乗る人も降りる人もなく、バスはすぐに出発。そしてまた高速に乗り、白川郷インターで高速を降ります。
白川郷のバスターミナルに到着したのは定刻(10:35)の5分前でした。これはちょっと意外でしたね。ただ、五箇山で誰も乗り降りしなかったのが効いているかもしれません。


白川郷のバスターミナルは荻町交差点のところにあります。


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以前はせせらぎ公園駐車場の横あたりにバス停がありましたが、昨年の10月に新しいバスターミナルが完成し、バス停が移動しました。


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白川郷インターからの距離も少し短くなりましたし、集落のすぐ近くになったので観光には便利になったと思います。


帰りは行きと逆のルートを通ります。
帰りのバスは行きのバスよりちょっと古い型で、ACコンセントは付いていませんでした。また、帰りは五箇山で3名乗車しました。それでも金沢駅東口到着は定刻の5分前でした。
行きも帰りも定刻より早く着いたのがかなり意外でした。富山便はR41が混んでいるので高速を降りた後はだんだん遅れていって、最終的には定刻より10分近くの遅れになりましたからね。
定刻での所要時間は1時間15分と、なんと富山便と同じなのです。しかし実際には白川郷のほうが富山駅前よりも早く着くということですね。時間帯や曜日によって違いはあると思いますが、混んでいる時はどちらも混んでいるのではないかと思うので、いずれにしても白川郷へ行くほうが早いと言う意外な結果になりそうです。




自家用車で行くよりも時間はかかります(金沢駅まで行かないといけないし)が、自分で運転しなくていいのは楽ですね。
ただ、富山便の時も感じましたが、バスは座席が狭いです。今回は往復とも隣に座ったのはガタイのいい外国人の方でしたから、なおさらそう感じました。乗車時間がそれほど長くは無いのでなんとか耐えられますが、高山まで行くとなると定刻で2時間15分となるので、かなりきつそうです。
また、白川郷便はかなり人気があるようで、水曜に予約を入れた時点で行きの残席数が6,帰りの残席数が10でした。その後も予約は入っていて、最終的に行きは満席、帰りは残席数6となっていました。土曜で、しかもどちらかというとシーズンオフだと思われるこの時期でこの状況ですから、日曜や紅葉の時期などは早めに予約を入れないと乗りたい時間のバスには乗れないかもしれません。
金額的には、大人一人だと自家用車で行くのとそれほど差はありませんね。バス料金だけを考えるとバスの方が安いのですが、私の場合はまず金沢駅まで行かないといけないのと、金沢駅へ行くために松任駅までは車で行って、松任駅近くで車を駐めるための駐車料金も必要になりますからね。
2人以上となると完全に自家用車が安いですが、これは公共交通機関を利用する場合はどこへ行くにしてもそんなものです。
次も利用するかどうかはちょっと微妙。やはり自家用車の方が何かと自由度が高いですしね。ただ、冬場の雪のあるときには利用するかもしれません。これまではできるだけ雪が少ない時にしか行ってませんが、自分で運転しないならもっと雪が多いときに行ってみたいという気はします。


なお、チケットは「発車オ~ライネット」と言う所でネット上で予約し(無料の会員登録が必要)、コンビニで支払いでチケットを購入しました。


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北鉄のホームページではWeb決済ということで、ネットで予約してそのままネットでクレジットカード決済も可能というように書かれていましたが、全てのチケットがWeb決済可能という訳では無いようで、今回利用した路線ではWeb決済は未対応だったようです。
北鉄の窓口でも購入は可能ですが、出発の30分前までに購入しなければいけないそうです。今回はちょうどAmazonの荷物をコンビニ受け取りで取りに行くついでがあったので、一緒に購入してきました。




せせらぎ公園駐車場には相変わらず多くの観光バスが並んでいます。


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こちらのバスなどは、ナンバーは関西方面のものでしたが、明らかに中国人観光客を対象にしたツアーのバスですよね。


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であい橋も人であふれています。


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また、バイクで来ている人もとても多かったです。


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天気も良かったですし、バイクに乗るにはいいシーズンですからね。この日はちょっと暑かったかもしれませんが。
自家用車用のスペースにはまだまだ余裕があります。


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ただ、これが料金が上がったためなのかどうかはちょっと判らないですね。今の時期は比較的人が少ない時期だと思うので、紅葉の時期などになればもっと車も増える気がします。

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