雪の兼六園
金曜の午後から降り始めた雪が夕方から少し強くなって夜まで降り続き、朝には5cmちょっとくらいの積雪になっていました。
積もったと言うほどではないのですが、それでも除雪されていなくて人が足を踏み入れない所(田んぼや畑など)は一面白くなってます。そこで、土曜は兼六園へ行ってみることに。
天気予報では土曜も一日中雪が降り続け、多い所では90cmもの降雪になるとの予報が出ていましたが、家を出る時には雪どころか雨も降っていませんでした。
兼六園も雪は少ないですが、それでも一応雪景色です。
やはり雪吊りは雪が積もっていた方が雰囲気がありますね。もう少し雪が多ければもっと良かったのですが、通勤や家の雪かきなどを考えると雪は少ない方がありがたいです。両立は難しいですね。
今回の目的は梅でした。
今年は梅の開花が早く、今なら雪をかぶった梅が見られると思ったのです。特に紅梅は開花が早く、かなり見頃になっている木もあります。
同じ事を考えてきていた人もかなりいて、梅園にはカメラを持った人が大勢いました。
ところがここでいきなりの誤算。
兼六園の梅園ってどこでも自由に入れるのでは無く、通路になっている所しか通れないのです。兼六園には何度も行ってますが、梅の時期に行ったことは無かったので、梅園をしっかりと見たのは今回が初めてだったため知らなかったのです。
富山の内山邸みたいな感じを想像していたので、梅園に向かう前にレンズを100mmマクロに交換していったのですが、見頃になっている木はちょっと遠く、100mm(35mm換算で150mm)では花のアップも撮れなければ全景も撮れないというとても中途半端な状況でした。
通路に近い所の木はまだ花の咲いていない木や咲き始めの木が多く、さらに雪が積もっている花というのもありませんでした。
これなら100mmマクロでは無くもっと望遠のレンズを持って行けば良かったと思っても後の祭り。結局、早々にレンズを広角ズームに戻すことになりました。
天気も不安定で、青空が見えたかと思えば小雪が降り始めたりというのを短時間で繰り返すような天候でした。
青空が見えるといってもさすがに全面的に青空になる訳では無く、青空をバックにした写真というのもあまり多くは撮れませんでした。
白梅が見頃になっている木もありましたが、これもまた少し離れた所にあって、雪の白と一緒になってなんだかごちゃごちゃした写真になってしまいました。
マンサクの花も咲いていました。
一応雪とセットです。
想像していたような写真は撮れませんでしたが、雪景色の兼六園も見られましたし、梅と雪のセットも一応見られたのでよかったです。
しかし、一番良かったことは予報が大きく外れて大雪にならなかった事でしょうか。
大雪の予報は完全に外れたと言う訳では無く、山陰のほうではかなりの積雪になっているようですし、北陸でも福井の嶺南ではかなりの雪が降っていたようで、JR小浜線は午前中は雪のため運転中止、午後からも一部の便が運転を取りやめていました。
今シーズンの積雪は、北陸の中でも石川が一番少ないようですね。
兼六園からの帰りに寄った玉泉院丸庭園も雪景色です。
ここも雪のある時に一度行ってみたかったのです。きっと雪が似合う風景だと思っていたのでした。
兼六園と違って人も少ないので、写真も撮りやすいですし。
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