海王丸の非公開エリア特別公開
3連休最終日の9日、海王丸の非公開エリア特別公開へ行ってきました。
海王丸パークへは昨年末の29日にライトアップを見に行ったばかりですが、今回は年に3回ほどしか行われない、非公開エリアも特別公開です。
冬の時期はどうしても一般公開の入場者数が少なくなるため、普段は公開していない所へも入れるというイベントを冬の時期に数回行っているそうです。
1日4回行われていて、今回は1回目の10時の回に参加しましたが、参加者はなんと私一人でした。贅沢と言えば贅沢です。1回目の回は大体こんな感じだと言ってましたので、狙い目かもしれませんよ。
しかも、非公開エリアを廻った後には通常の公開エリアをボランティアの方の説明を聞きながら廻るという特別サービスまで付いてきました。
ちなみに2回目の11時の回には少なくとも6名くらいの参加者はいたようです。
まずは時間前になると館内に放送がかかるので、参加を希望する人は第一教室へ集合します。
そこで帽子のようなヘルメットをかぶって出発です。
最初に向かったのは、作業場所になっている所です。
帆に使われるロープが保管されていたり、新しく作ったりしています。
次は帆の保管庫です。
海王丸の帆は全部で29枚あり、ここには2セット分が保管されているそうです。
通路は狭くて急な階段なので、総帆展帆の時には帆を運び出すだけでも大変そうです。
次はやはり作業場所ですが、こちらでは帆を作ったり修理したりしています。
帆は全て手縫いで、ミシンでは微妙な曲線とかを出すのが難しいんだそうです。今はボランティアの方が作業を行っていますが、帆を縫うことが出来る人はとても少なくなってきているそうです。
次は機関室です。
帆船ですが、エンジンも2機積んでいます。
これは2代目のエンジンで、初代のエンジンはもっと大きかったそうです。
次に貯蔵庫と冷蔵庫です。
長い時は1ヶ月ほどの航海に出るそうなので、かなりの量の食料や水が必要になります。最初のうちはいろんな食べ物が出てくるけど、最後の方はだんだん同じ物ばかり出てくるようになったりしたそうです。日持ちのする食材は限られてくるので、後半は食材の種類も少なくなっていくんでしょうね。
この辺りはもう船のかなり下の方で、完全に海の中だとのことでした。
また、壁が斜めになっているのは、ここが船尾に近い部分に位置するからなのでした。
特別公開で公開されているのは以上となります。
海王丸の中に入るのはこれが3回目でした。1回目は普通の一般公開、2回目は総帆展帆で帆を張っている状態の時でした。
一般公開も一度行ってしまうと2度目にも行こうとはなかなか思いませんが、総帆展帆や今回のような特別公開をやっている時だと入ってみようかという気になりますね。
この特別公開、今年度は12/23と1/9の祝日に行われました。次回は2/14の火曜日(海王丸の進水記念日)に行われる予定です。
一日4回(10時、11時、13時、14時)で各回約30分。非公開エリアなので勝手に見て廻るという訳にはいかず、説明役の職員と一緒に説明を聞きながら廻っていきます。
対象は小学4年生以上で、料金は海王丸の乗船料(大人400円、小人200円)のみです。
人数制限は30人程度らしいのですが、そんなに多くの人が集まることはほとんど無さそうです。
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