Windows10設定変更のメモ(前編)
NEC LAVIE Direct HZを購入してWindows10の設定をいろいろと変更したので、その覚え書きです。
エクスプローラーのオプション設定と表示列の設定
・隠しファイルの表示、拡張子の表示
・属性列の表示
Windows10に限らず、Windowsで必ず最初に行うのがエクスプローラーの設定です。特に、拡張子の表示は必須です。
属性列の表示は個人的な好みで、以前にリードオンリーのファイルかどうかを知りたいことが頻繁にあった頃に設定し始めました。今ではファイルの属性を知りたい場面は少なくなりましたが、それでもエクスプローラー上で表示させておくと何となく安心なのです。
Windows XPまでは「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックも外していましたが、Windows7以降はデスクトップに余計なファイルが出てくるようになったりしたので、このチェックを外すかどうかは状況によります。
Windows Updateの手動設定
Windows XP以降、HomeとPro(Professional)という2種類(他にもあったりしましたが)の製品があり、必ずProを選択してきました。別にドメインに参加するわけでもないのでHomeでも構わないわけですが、機能の違いなどでProにしていたのです。
Windows10ももちろんProを選択。今回Proを選んだ一番の理由は、このWindows Update手動設定が可能という点です。ポリシーの書き換えでWindows Updateを実行するタイミングを自分でコントロールできるようになります。
ただ、8.1以前のように、適用する更新プログラムは個別に選択できないんですよね。変な更新はしたくないということもよくあるわけですが(更新すると動かなくなるとか)、その点はどうしようもありません。
個別指定が出来るフリーソフトがあったような気もしますが……
参考にさせて頂いたのはこのあたり。
http://blog.syo-ko.com/?eid=2272
プライバシー設定
Windows10で一番重要と言えるのがプライバシー設定でしょう。デフォルトではいろんな情報がMicrosoftやサポート企業に送られています。個人を特定できるような情報ではなくても、勝手に送られてしまうのは気持ちのいいのもではありません。そこで、余計な情報は送らないように設定を変更します。
変更方法や内容はあちこちのサイトで判りやすく説明されているのでここでは書きませんが、位置情報や連絡先などは設定をオフに変更しました。
参考にさせて頂いたのはこのあたり。
http://www.lifehacker.jp/2015/08/150817win10_privacy.html
http://www.webessentials.biz/windows-secure/privacyissues/
http://www.ask-mswin.com/win10-privacy/
多くはストアアプリに関連する内容なので、私のようにストアアプリをほとんど使わない場合はあまり関係無い部分もありそうですが、念のために設定しておきます。
Cortanaをオフにする
Cortanaは使わないのでオフにします。
Aniversary Update適用前と後で設定方法が異なります。
一旦オフにする設定を行っていたのですが、Aniversary Update適用で元に戻ってしまったので再度設定しました。
参考にさせて頂いたのはこちら。
http://psn.hatenablog.jp/entry/2015/01/24/204501
完全シャットダウンの設定
Windows8以降、シャットダウンは実際にはシャットダウンしておらず、休止状態に近い状態になっているらしいです(再起動の場合は完全シャットダウン後に再起動されます)。
電源入れっぱなしで使っているといろいろとゴミが溜まってきたりするので、時々再起動するというのは常套手段ですが、私の場合は家のパソコンなら使うときに電源を入れて使い終わったら電源を落とすのが普通で、何日も連続使用するということはありません。なので毎回一から立ち上がっているのであまりゴミなどを気にすることは無かったのですが、Windows8以降ではシャットダウンではきれいにならないので、設定を変更して完全にシャットダウンするように設定を変更しています。その分起動には時間がかかりますが、SSDということもあって起動自体が早いので全く気になりません。
電源オプションの電源ボタンの動作の選択より、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します。
広告のオフ
スタートメニューに出てくる広告(おすすめ)を非表示にします。
設定画面の「個人用設定」 - 「スタート」で「ときどきスタート画面におすすめを表示する」をオフにします。
ついでに「最近追加したアプリを表示する」などもオフにしました。
また、ロック画面にも同様の広告が出るらしいですが、見たことがありません。
非表示にする場合は同じく「個人用設定」 - 「ロック画面」で「ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する」をオフにします。
但し、この設定を行うには「背景」を「画像」に設定する必要があります。デフォルトでは「背景」は「Windowsスポットライト」となっていて、自動で複数の画像が切り替わるようです。「画像」にしてしまうと絵が固定されてしまうので、ここは設定を変えていません。
OneDrive無効化
ポリシーを変更し、OneDriveを無効化します。
そもそもMicrosoftアカウントを使用していないので、OneDriveは不要なのです。
こちらを参考にしました。
http://www.lifehacker.jp/2015/09/150904_windows_10onedrive.html
こちらのサイトではOneDriveのアンインストール方法も書かれていますが、そこまではやってません。
あちこち設定を変更しても、Windowsの大型アップグレードがあった場合には初期値に戻ってしまう設定もあるようです。Aniversary Updateの時もいくつかの設定が戻っていました。今後も大型アップグレードがあった時には気を付けないといけないですね。今回は少なくとも完全シャットダウンの設定とCortanaの使用がデフォルトに戻ってしまっていました。
番外編 その1・IMEのキー設定をATOKに変更
メインのデスクトップ機では日本語入力にATOKを使っています。ATOKは一太郎Ver.2の頃から使っていて、Windowsになってからも一太郎だけは毎年バージョンアップしてきました。ただ、Windowsになってからは一太郎そのものはほとんど使っておらず、一太郎を購入してATOKだけインストールするということも。さらにここ数年は一太郎ではなくATOK単体を購入するようになりました。
そんな付き合いの長いATOKなので、キー操作がすっかりATOKに馴染んでいて、特に文節の切り直しやファンクションキーの割り当てはATOKの操作しかできません。会社のPCでMS-IMEとか使っていても、キー設定だけはATOKにしています。
ATOKは一つしか購入していないので、ノートパソコンには別の日本語入力が必要です(同時使用しなければ2台のPCにインストールすることは可能)。Google日本語入力が登場してから、ノートパソコンにはこれを入れるようになりましたが、キー設定だけは必ずATOKに変更しているのでした。
番外編 その2・GodMode
今回設定を行うにあたっていろいろと調べていたら、Windows10の裏技に、GodModeというのがあると言うことを知りました。
デスクトップなどに新規フォルダを作成し、フォルダ名を
GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
とします。
すると、"GodMode" という名前のフォルダとなり、ダブルクリックして開くと、いろんな設定項目がまとめて表示されます。
デスクトップに置いておいたり、スタートメニューにピン留めしたりしておくととても便利です。
こちらを参考にさせて頂きました。
https://dekiru.net/article/14127/
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