グリルオーツカのハントンライス
食べ物ネタが続きますが、先日兼六園へ行った時の昼食は、「グリルオーツカ」でした。
昭和32年創業の老舗洋食店で、ハントンライスが有名です。
ハントンライスの『ハン』はハンガリーのハンだそうですが、ハンガリー料理ではありません。
『トン』はフランス語でマグロの事だそうです(ハンガリーでもマグロのことをトンと言うそうですけど)。
ケンミンショーのような番組やネットでハントンライスの知名度が高くなり、観光客も多く訪れるようになったため、昼時は店の前に行列が出来るほどになっているとのこと。
私は石川県に住んでいながら、グリルオーツカのハントンライスはまだ食べたことがありませんでした。そこで今更ではありますが、一度食べに行こうと思ったのでした。
昼時は混むということで、当初は兼六園から金沢城公園へ行き、その後に行けばピークの時期は外せるのではないかと考えていました。
ただ、それだと昼食にしてはちょっと遅くなってしまうため、兼六園を出た後に昼食を食べて、その後で金沢城公園へ行くことにしました。
店に着いたのは11時25分。行列どころか、店の前に人はいません。
なんだ、別に混んでないじゃないかと思って、のんびりと周りの写真などを撮っていました。
店の横にある古いシャッターには、「オーツカ料理学園」と書かれています。
昔は学校もやっていたのでしょうか。
店の前にはランチメニューが書かれた看板が出ています。
しかし今回の目的はあくまでハントンライスです。
写真を撮っている間にもお客さんが入って行く様子はありませんでしたので、これは早めに来て正解だったなと思いながら中に入ると、なんと店内は満席でした。開店は11時なので、ちょうど最初の一巡目のお客さんで満席になったのでしょう。
私は一人でしたが、カウンター席も一杯で、メニューでも見ながら待っててと言われたので、そのまま店内で待っていました。
壁にはサイン色紙やテレビで紹介された時の写真などが貼られています。
最近のものでは、「鶴瓶の家族に乾杯」で柄本明さんが来た時に書かれていったサイン色紙がありました。
待つこと15分弱、ようやく席が空いてカウンター席へ。
カウンター席からは厨房の様子が見えます。
ハントンライスを注文する人が多く、大きなフライパンでケチャップライスを炒めています。大量のケチャップライスが入ったフライパンを見事に振っている姿にちょっと感動しました。
さらに待つこと10分少々でハントンライスがやって来ました。
マグロのフライが2切れとエビフライが2切れ。タルタルソースもたっぷりかかっていて、見た目にはちょっと重そうですが、フライの衣は薄めでカラッと揚がっていますし、するするとスプーンが進みます。
ネットの書き込みを見るとかなり量が多いと言うようなことも書かれています。実際、小を注文している人もかなりいました。
しかし、単品で食べるのであれば普通サイズで特に多いとは思いませんでした。少ないわけではないので、他にも何か一品とか、食べ歩きで何件か行きたいというのであれば小がいいかもしれません。
感動するほど美味い、というほどの物ではありませんが、普通に美味しいです。あまりに期待が大きすぎると、思っていたのと違うと言うことになってしまうかもしれませんが。テレビとかで紹介されるときは、大げさに「美味い」とか言いますからね。
値段も決して安いとは言えません。ボリュームはあるので割高感はありませんが、サラリーマンが毎日の昼食に食べに行くにはちょっと躊躇しますね。
食べ終わって店を出ると、外にはちょっとした行列が出来ていました。
席数は40席だそうですが、ラーメンに比べると回転も速くないですし、やはり少し時間をずらして行くのが正解のようです。
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