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2016.10.16

交通費3,000円で大阪日帰りの旅

先日、「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」というのを買ってきました。
JR西日本管内の普通列車普通車自由席が一日乗り放題となるきっぷで、大人3,000円です。8日にのと鉄道のイベントへ行くために北陸お出かけパスを買いに行った時に、ついでに買ってきました。
利用期間は10月8日から10月23日までとそれほど長くは無いので、使えそうな日は15日と22日です。
まずはどこへ行くかを考えないといけないのですが、とりあえず北陸お出かけパスでは行けない所というのは最低条件です。


最初に思いついたのは奈良でした。中学の修学旅行以来行ったことがありませんし、奈良の大仏を見てくるのもいいかなと思ったのです。
しかし、調べているうちにどうせならここにも行きたいという所が増えて来て、短い滞在時間ではなかなか厳しい事が判明。また、奈良公園の紅葉がなかなかの見どころであるとの話もあって、どうせ行くのなら紅葉の時期に行きたいなと言うことになって今回はパスとなりました。


次に思いついたのは近江八幡でした。
米原を超えるので、北陸お出かけパスでは行けないという条件はクリアするのですが、湖東側は高速も通っているので、車でも行けないことはありません。ということでちょっと保留。


その次に思いついたのは大津でした。
京阪電車で「響け! ユーフォニアム」のラッピング電車が走っているので、それを撮りに行くのもいいかなと。ただ、何年か前に「けいおん!」のラッピング電車を見に行っているので、どうせなら行ったことが無い所へ行きたいなと考えてこちらも保留。


その次に思いついたのは大阪でした。
大阪へは仕事で船場の辺りに行ったのと(但し、火を噴いている作業だったので早朝・深夜の宿泊所と作業場所の往復のみで、どこを通ったのかすら覚えてません)、今は無き交通科学博物館へ行ったことがあるくらいで、観光地と言えるような有名どころへは行ったことがありません。
ただ、短い滞在時間を考えると大阪駅周辺(キタと言われる辺りですね)が無難かなと思いましたが、今ひとつ、これが見たいと思うような場所も見つかりません。
とその時、頭の中に『と~れとれぴ~ちぴちカニ料理~♪』という浪花のモーツァルト・キダタローの名曲とデュークエイセスの歌声が流れてきました。
そうだ、心斎橋へ行こう!!
ということで行き先は決定。でも、大阪の地理に疎い私には心斎橋がどこにあるのかすら判りません。キタに対してミナミというくらいなので大阪駅からはちょっと離れてるのかなという気はしてました。調べて見ると、大阪駅からさらに30分くらいかかります。現地滞在時間は短くなりますが、一度はグリコの看板を見てみたいという思いは強く、大阪日帰り16時間の旅(現地滞在4時間)へ行くことが決定したのでした。




現地滞在時間を少しでも長くしたいということで、早朝の出発です。
しかし乗り継ぎの問題で、敦賀駅を9:23に出る新快速が一番早く大阪に着く電車になってしまいます。これより前だと1時間前になるのですが、それまでに敦賀駅に着くことが出来ないんですね。
と言うわけで、朝6時過ぎに家を出て、6:28松任駅発の電車に乗ります。
「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」は購入時に利用日を決める必要がないので、利用当日の最初の駅で日付を記入してもらいます。


Img_2431


家を出るのが早かったので、朝食をどこかで取らないといけません。
乗った電車は武生行きでしたが、福井でも武生でも乗り継ぎの時間は20分。福井駅のホームで蕎麦でも食べようかと思うのですが、ちょっと時間が短いです。電車のダイヤを見ていると、乗り継ぎの電車は芦原温泉発だということが判りました。しかも最初に乗った電車は芦原温泉駅で特急を先行させるためにしばらく停車しています。なので、乗り継ぎの時間が39分となるのですね。そこで、朝食は芦原温泉駅で取ることにしました。
ところが芦原温泉駅には駅蕎麦とかの店はありません。しょうがないので駅構内のコンビニでサンドウィッチを食べました。
逆に時間が余ってしまったので、1番ホームにある「ちはやふる」の看板を撮影。この看板は何度も見てますが、まともに撮影したことは無かったのです。


Img_2445


しかし残念なことに、ちょうど陽当たりが中途半端というか、上の方は日が当たってますが下は影になってしまいました。
しょうがないので、駅前にある看板でも撮ってこようかと一旦駅の外へ。
すると、看板の前にバスが停まっていて看板を隠してしまっています。


Img_2473


それでもバスが「ちはやふる」のラッピングバスだったので、バスの写真を撮ってきました。




芦原温泉発の電車は敦賀行きです。新快速への乗り継ぎは21分。既に新快速はホームに入ってきていました。
しかし、どうせ座れないだろうと思っていたので、一旦駅の外に出ます。


Img_2488


つい最近、小浜へ行った時に来たばかりなので、特に何かを撮りたいという事も無く、また駅に入って新快速に乗り込みました。
思ったよりも空いていて、座席は空いています。グループで一緒に座るのは無理ですが、一人なので相席で座席は確保できました。大阪駅までは2時間ちょっと長時間の移動となりますので、最初から座れたのはありがたかったですね。




大阪駅からは環状線で今宮駅まで移動です。
最初にJR西日本のホームページで検索したルートだと、大阪駅での乗り継ぎ時間が4分しかありませんでした。しかし、大阪駅くらい大きな駅になると、乗り継ぎの時間も余裕が欲しいです。そこで大阪からJR難波駅までのルートを検索してみると、到着時間は同じで、大阪駅での乗り継ぎ時間が10分となる方法があることが判明。そこで、関空快速で新今宮まで移動することに。実際、環状線や関空快速が入るホームまではちょっと距離がありましたし、4分だと走らないと間に合わなかったかも。
新今宮駅でまた乗り継ぎですが、ここでは12分の時間があります。新今宮駅なら4分でも十分だったんですが、なかなか上手くはいかないものですね。




JR難波駅に着いたのは12:07。松任駅を出てから約5時間半でようやくたどり着きました。
ここから心斎橋までは地下道を通っていきます。ムービングロードなんていうものもあったので、記念に(?)乗ってみます。


Img_2523


平たいエスカレーターみたいなものですが、止まっている人は誰一人おらず、みんなムービングロードの上をさらに歩いてました。
地下鉄や南海電車の駅を通り過ぎ、B14という出口から地上へ。ここからグリコの看板がある戎橋までは150mほどです。


Imgp5199


戎橋にはグリコの看板と写真を撮ろうとする人などがずらりと並んでいました。


Imgp5125


道頓堀にはいくつもの橋がかかっていますが、心斎橋と言う名前の橋はありません(昔はあったらしい)。


Imgp5140


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今回は戎橋から相合橋の辺りまでを中心に散策してきました。
とにかく人が多いです。


Imgp4952


ただ、地元の人はあまりいないようで、ほとんどが観光客のように思われました。しかも中国や韓国からの観光と思われる人がとても多かったです。
免税店の前には露店の両替所もあるほどです。


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利用している人は見かけませんでしたけど。


松竹座の建物は随分と立派な外観です。


Imgp4886


この日は休演日でした。土曜にやっていないというのにはちょっとびっくりですが。


ドンキの大きな観覧車。


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ここのドンキも免税店のようです。やはり海外からの観光客相手の店舗なんでしょうね。


「くいだおれ太郎」も人気の撮影スポットになってました。


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次から次へと記念撮影をする人がやって来るので、人のいないタイミングを見計らって写真を撮りました。


ぐりこやの前にはグリコ看板のミニチュア(?)も。


Imgp5000


今回は看板撮影がメインになりましたが、数が多いので、そちらはまた後ほど。




帰りは大阪駅まで戻り、16:30発の新快速で敦賀へ移動です。
ところがこの新快速、12両編成のうち敦賀まで行くのは前方の4両(9号車から12号車)のみ。
途中で切り離すというアナウンスは聞こえたのですが、どちら側が敦賀へ行くのかが良く判らず、とりあえず適当に乗り込みました。ところが乗り込んだ車両は敦賀へは行かないことが判明。途中の京都駅で停車中に9号車へ移動し(8号車と9号車の間は車内からは移動出来ませんでした)事なきを得ましたが、全体的に大阪のJRってなんだか判りにくい感じがしますね。環状線と関空快速が途中まで同じ所を走っていたりしますし、新今宮駅からJR難波駅へ行く際には、同じホームに入ってきた関空快速に間違えて乗ろうとしてしまったりもしました。
新今宮駅-JR難波駅間で乗る電車は昔の山手線みたいな色の電車でした。


Img_2701


それを事前に知っていれば間違うことは無いのでしょうが。
ホームの電光掲示板もなんだか判りにくく、入ってきた電車が目的の電車のように見えたんですよね。実際にはその次の電車が目的の電車だったのですが。
大阪発の新快速はさすがに多くの乗客であふれていて座ることは出来ませんでした。しかし京都を過ぎてからは徐々に人も減っていき、滋賀県に入る頃にには座ることができました。




敦賀駅では恒例(?)の敦賀ダッシュで新快速から北陸本線への乗り換えです。乗り換え時間は4分しかありません。新快速が入るホームと同じホームの福井寄りに北陸本線の電車が停まっているのですが、かなり距離があるので、のんびり歩いていると間に合わないのでは無いかと不安になります。
さすがに走りはしなかったものの、早足でホームを進み、18:51発の電車に乗り込みます。この時間に福井方面へ行く電車はかなり空いていて、発車ぎりぎりに乗り込んだにもかかわらず、2人掛けの席を一人で座れるほどに空いていました。
そして福井駅で最後の乗り換えです。乗り換え時間は22分と余裕がありますので、ホーム内のコンビニで飲み物を調達しようと思ったのですが、なんと営業時間を過ぎていました。


Dsc_0065


24時間やってる必要はありませんが、終電までとは言わないものの、夜9時か10時くらいまではやっていてもいいんじゃないのかと思います。
結局飲み物はホームの自販機で調達しました。
松任駅到着は21:28。
午後4時ちょっと前を最後にタバコを吸えるタイミングが全く無かったので、駅近くの喫煙所で一服してから帰宅の途につき、午後10時頃に帰宅。16時間の長旅は終了したのでした。
時間はかかりましたが、往復8,860円が3,000円で済んだのですから大満足ですね。

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