北陸新幹線白山総合車両所一般公開(後編)
後編では、新幹線車両以外のいろいろなものをまとめてみました。
まずは車両関係。
外に展示されていた「架線保守車」です。
上の作業台に人が登って架線の点検をするための車両です。
白山、高岳、富山、新黒部、糸魚川の保守基地にそれぞれ1台ずつ配置されているそうです。
その隣には「高速確認車」がありました。
こちらは線路の場の障害物を検知する装置を乗せた車両です。
北陸新幹線用にスノーブラウを装着しています。
車両床下見学用車両には「車両移動機」が繋がれていました。
点検等、新幹線車両が自力走行できない状態の時にけん引するための車両です。
小さいですが、12両編成の新幹線をけん引する事が出来る力持ちです。
そして、運転席の乗車体験も行われていたラッセル車です。
在来線のラッセル車と機能的な違いは無いと思いますが、標準軌を走るラッセル車ですね。
乗車体験は大人気でなんと40分待ちです。
さすがに40分は待てません。もう一回りしてきた後で空いていたら、と思っていたのですが、14時ちょっと前の時点で体験乗車自体が終了していました。まだ列は出来ていたので、これ以上並んでもイベント開催時間中に終わらないということだったのでしょう。
鉄道車両基地公開のイベントはいろいろ行われていますが、終了時間が15時という事が多いです。17時くらいまで開催されていればまだ大丈夫だったんでしょうけどね。
イベント関連では、いろんな体験イベントも行われていました。
このミニ新幹線、レールがありません。その代わり、よくイベントでミニSLとかやっているのと比べると、車両のサイズがかなり大きいです。
ミニ新幹線乗車体験イベントは体験イベントの中では一番人気で、待ち時間は50分でした。
50分も並んでまで乗るほどの値は無いような気もしますが、子供たちはやっぱり乗りたいんでしょうね。
比較的空いていたのが非常押しボタン体験です。
こちらは10分待ちです。40分や50分に比べるととても短く感じますが、どんなイベントかというと、非常ボタンを押すだけです。
確かに滅多に体験できる物ではありませんが……
一番空いていたのが軌道自転車乗車体験イベントです。待ち時間はありません。
というのも、なんと軌道自転車が故障していて、乗って記念写真を撮るだけになったしまったからでした。
せっかく長いコースも用意されていたのに。
故障していなければこちらもかなり人気のイベントになっていたと思われます。
次は食べ物&物販編。
事務所棟の社員食堂が開放されていて、食事が出来るようになっていました。
但し、メニューは4品のみ。
簡単に作れるものに限定しているようで、カレー以外は麺類ばかりです。ということで、昼食としてカレーを食べてきました。
特に変わった所もありません。それでも値段が安いのが嬉しいですね。
混雑を避けるために、屋上見学から戻って来た11時15分頃に早めの昼食としました。食券の販売機前には5~6組並んでいましたが、すぐに順番が回ってきました。席もまだ空いていましたが、食べ終わって外に出ようとすると、食券を買うための長い行列が出来ていました。早めの食事は正解だったようです。
工場内にもいろんな出店が来ていて、カレーやラーメンも食べられます。
ラーメンは富山の「まるたかや」が来ていました。
こんなものも売ってます。
松任名物「圓八あんころ」も売ってました。
あんころが並べられていたケースはとても懐かしいもので、昔は駅のホームで列車が停まる度に、このケースを首から下げてあんころを売っていたのです。
お店のお姉さんに聞いてみたところ、実査にその当時に使われたいたものだそうで、今でも残してあるものを持ってきたそうです。『懐かしいね』と声をかけてくるお客さんが多かったそうです。
懐かしさに惹かれ、デザート代わりにここで食べていこうと一つ買ってみました。
この圓八あんころが私のハンドル名の由来です。
竹の皮に包んであるので、あんこに香りが移ってとても美味しいのです。
昔に比べると値段も随分と上がってしまいましたが、味は変わらないですね。
各種屋台や物販は工場内で行われているので、工場見学も出来たりします。
JR西日本ということで、京都鉄道博物館のPRが行われていました。
チラシときっぷケースを無料で配っていたので、頂いてきました。
地元白山市のPRも行われていて、「ゆきママとしずくちゃん」の着ぐるみが場内を回っていました。
一緒に写真を撮ろうとする子供たちにが次々とやって来ます。
ちなみに「しずくちゃん」はこちらです。
【おまけ】
地元のテレビ局も取材に来ていて、MROが取材に来ているのを見かけました。ただ、カメラの三脚を持った人とディレクターらしき人がいただけで、カメラは手持ちで近くの別の所で撮影していたようですが、姿は見かけませんでした。
車両昇降実演の撮影をしていたカメラもいましたが、テレビ局のカメラではありませんでした。
後で調べて見たところ、「北陸東通」という制作会社のカメラで、テレビ局等に映像の販売を行っている会社でした。ニュース映像の撮影や番組制作も行っているそうで、どこかのテレビ局から受注したニュース映像の撮影だったのかもしれません。
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