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2016.09.23

北陸新幹線白山総合車両所一般公開(前編)

22日は北陸新幹線白山総合車両所の一般公開へ行ってきました。


Imgp1729


団体の予約見学は受け付けている白山総合車両所ですが、一人で予約無しで行けるのはこの年に一回の一般公開のみです。昨年もやっていましたが行けなかったので、今年こそはと思って行ってきました。


まずはどうやって行くかが問題です。というのも、家から目的地までは歩いて1時間弱くらいの所にあるのです。
金城大学に臨時駐車場が用意されると言うことですが、そこから約700m歩かないといけません(徒歩15分)。しかも臨時駐車場はかなり混雑するとのこと。せいぜい徒歩5分くらいの所にあるのならいいのですが、15分も歩く上に駐車場に入るのにも苦労するようならいっその事、家から歩いた方がいいのでは無いかと思ったりします。
電車で行く場合は加賀笠間駅から1.1km(徒歩20分)。最寄り駅までの移動時間や電車の待ち時間を考えると、家から歩いて行くのと時間は変わらないような気がします。
車か徒歩かで悩んだのですが、最近あまり歩いてないし、と言うこともあって徒歩で行くことにしました。


しかしこれがちょっと失敗でした。
家を出て30分もすると白山総合車両所が見えてきます。


Img_2073


しかしイベントの入口がどこにあるのか判りません。とりあえず建物の方へ進んでいきますが、敷地はとても広いので、たどり着いた所にそれらしいものは見当たりません。
また、誤算だったのは、線路を渡る場所でした。高架下には何カ所か歩行者が通れるような通路があるので、そこを渡っていけばいいだろうと思っていたのですが、行ってみるとフェンスで囲われていて入ることが出来ません。結局かなり離れた所にある車道まで行って高架下をくぐることに。このときどうも逆方向へ行ってしまったようで、方角的には来た方向に戻るようなことになってしまいました。


しばらく歩くと正門(?)が見えてきました。


Img_2076


しかしここからは入れません。
ちょうど警備の人がいたので入口はどこかと聞いてみると、まだ先だとのこと。この時点でイベント開始の10時になっていました。
さらに歩くこと5分、ようやく入口が見えてきました。なんだかすごい行列になっています。


Img_2078


結局、1時間20分もかかってようやくたどり着いたのでした。


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曇りか雨と言っていた天気予報も大外れで、青空も見えるほどの天気です。気温も予報よりも上がって、着いた時にはすっかり汗だくになっていました。
周辺には案内看板も無く、車で来た人も臨時駐車場がどこだか判らずに困っている人もいました。せめて周辺に案内看板くらいは出してくれればいいのに。


トラバーサーの中を通って中に入って行きます。


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予定より少し遅くなったものの、中に入ってしまえば混雑で身動きが取れないと言うようなことはありません。
最初に見えてきたのは車両をジャッキアップするレーンです。


Imgp0900


鉄道車両はクレーンで吊り上げて整備するというイメージが強く、JR東海の浜松工場では「空飛ぶ新幹線」として有名です。在来線でも金沢総合車両所(松任工場)では車両をクレーンで吊っていました。
しかし北陸新幹線の白山総合車両所では車両を特製のジャッキで持ち上げるという方法を取っているのです。その車体昇降実演が10時半から1時間おきに行われます。


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通常は12両繋いだままで持ち上げるそうですが、この日は1両の車両を2カ所で昇降させる実演が行われました。
動いている方が面白いかと思って動画で撮ってみました。
まずは上昇です。



場所を変えて、今度は下降です。



上昇より下降のほうが早いので、動いているのが判りやすいですね。


隣のレーンでは取り外した台車がずらりと並んでいました。


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ここで一旦建物の外に出ます。


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事務所棟の一部が開放されていて、社員食堂での食事や休憩用の部屋が用意されています。
また、屋上に上がって車両所を眺めることも出来ます。


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屋上は5階で、エレベーターで上ることができますが、元々そんなに大きなエレベーターではないので、行列が出来ています。階段でも上ることができるので、階段で5階まで上がりました。


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普段は見ることが出来ない景色が見られます。
在来線と隣接していて、サンダーバードが走って行きました。


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しばらくすると、金沢駅からの回送車両が入ってきました。


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1時間に1本から3本の車両が入ってきます。


下に降りて次のエリアへ。
先ほど上から見ていた所を今度は建物の中から。


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この方向から新幹線が入ってきます。


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次に車両床下見学エリアへ。


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普段は見ることが出来ない新幹線の下を見ることが出来ます。


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こちらはグランクラスの台車です。


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連結器も見えます。


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先頭車両も下から。


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これも普段は見られない光景ですね。
先頭車両の前では、小さな子供向けに制服を着て記念写真が撮れるコーナーがありました。


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ここで入口に戻って来ますが、もう一度中に入って、今度はトラバーサーの実演を見に行きます。


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こちらは11時から1時間おきに行われているのですが、11時の回には見られなかったので、他を見てから12時の回に見て来ました。
トラバーサーの中には先頭車両が入っています。


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しかも連結器が見える状態になっていました。


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これも普段はあまり見られないと思います。嬉しい配慮ですね。
トラバーサーの実演も動いている方が面白いだろうと動画で撮ってみました。



案外早く動くので、みんな驚いていました。


金沢延伸から1年半が経って、すっかりみんな飽きてしまった北陸新幹線ですが(先日行った新幹線の見える丘公園はもう誰もいなかった)、さすがに車両所の一般公開となると多くの人がやってきますね。報道では6,000人の人が訪れたとのことでした。普段は見られないものがいろいろと見る事が出来るので、とても面白かったです。


帰りは最短(と思われる)コースで家に帰りました。
午後からは雨も降って来ましたし、ずっと歩いているか立っているかで、4時間ちょっとの滞在で座っていたのは食事の時など合計で30分もなかったほどだったので、帰りの足取りはやや重かったのですが、それでも50分ちょっとで家にたどり着きました。思っていたよりも少し早いほどでしたが、朝ならまだ元気だったので、50分を切ったかもしれません。
結局、朝は30分くらい余計な回り道をしていったと言うことになります。最近あまり運動もしていないので、いい運動になったということにしておきましょう。

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