上市にも円筒分水があった
以前、魚津へ円筒分水を見に行ったことがありましたが、富山には他にも上市に円筒分水があるとの情報が。
そこで、今回は上市町にある「上市川沿岸円筒分水場円筒分水槽」へ行ってきました。
魚津の円筒分水は、場所が判らずにちょっと迷ったものの、車でのアクセスはとても良く、すぐ近くに車を駐められる場所があったのですが、今回は少し歩きます。
県道48号線を馬場島方面へ進んでいくと、釈泉寺のバス停の所に「円筒分水場」と書かれた看板が出ています。
ここの右手(川のほう)に広くなっている場所があるので、ここに車を駐めます。未舗装ですがかなりの広さがありました。
少し上流側へ進むと、発電所へ向かう細い道があるので、そこを入って行きます。
この道はまだ車でも通れます。実際、ここから発電所までは車でも行けますし、途中には民家もあります。
しかし、円筒分水は川を渡ったところにあるのでした。そのため、橋を渡らなくてはなりません。
さすがにこの橋は車では通れません。
少し先に発電所があり、その手前にも橋があります。
そこなら車でも通れますが、橋を渡った先は未舗装の農道なのでした。
軽トラなら問題なく通れるでしょうね。でも、乗用車だと横の崖の所の草木に接触しそうです。車に多少傷が付いてしまっても構わないのであれば、通れなくはありませんが、あまりお勧めはしませんね。。
橋を渡ったら下流側に進みます。すると、水門がありました。
「排砂水門」と書かれています。
この水門もかなり年季が入っているように見えます。
水門から出た水は円筒分水のほうへ向かっています。
この用水と上市川に挟まれた未舗装の農道を進んでいくと、目的の円筒分水に到着です。
円筒分水自体は昭和34年に完成したものだそうですが、上のコンクリートの部分は最近新しく修理(というか交換?)されているようですね。
水門番号が103番となっています。
先ほどの排砂水門が102番だったので、さらに上流側には101番の水門があるのかもしれません。
用水は円筒分水の手前で行き止まりになっているように見えます。
水に隠れて見えませんが、ここから下を通って円筒分水の下から水が出てくるのでしょう。
円筒分水を出た水は左右に分かれて流れていきます。
水が濁っていたのがちょっと残念です。美しさではさすがに魚津の東山円筒分水にはかないませんが、水量も豊富でなかなか豪快な円筒分水でした。
もう少し高い所から見る事が出来る場所があるといいんですけどね。
なお、円筒分水の周囲だけは舗装されていて、道幅も広くなっています。
車でここまで来た場合はここに駐車出来ますね。
また、今回車を駐めた場所は、円筒分水から上市川を挟んでほぼ反対側にあります。直線距離だと50mかそこらでしょうか。もしそこに橋があればもっと楽に行けるんですが。
しかし、回り道をして歩いて行ったからこそ手前の水門にも気がつきましたし、発電所にも寄ってくることが出来ました。駐車場から円筒分水までは500mほどですので、歩いて行くことをお勧めしたいですね。
と言うことで、発電所にも寄って来ました。
ここは北陸電力の発電所になるようですね。
富山には関西電力の発電所が多いイメージがあるので、北陸電力の施設があると意外に感じます。北陸電力の本社は富山にあるんですけどね。
なお、今回の訪問に際しては、こちらのブログを参考にさせて頂きました。
末尾になりましたが、厚くお礼申し上げます。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
そうですかノムさんのブログを参考にされましたか、
私達のなかでは彼のことを「どこでもさん」と呼んでいます。
県外出身なのに富山をPRしておられる素晴らしい方です。
あんころさんにも、彼に負けないバイタリティを感じますよ。
投稿: SILVIA おじさん | 2016.08.07 19:17
SILVIA おじさん>
有名な方だったんですね。
ブログを読ませていただき、まだまだ知らない所や行ったことがない所が多く紹介されていたので、富山へ出かける時にはまた参考にさせてもらおうと思いました。
私なんぞは足元にも及びません。
投稿: あんころ | 2016.08.07 21:38