高志の国文学館
富山城址公園から松川沿いを西へ進み、少し北の方へ行った所に「高志の国文学館」という所があります。
富山県出身の作家や、富山が出てくる作品を書いたりして富山にゆかりのある作家の紹介や作品の収蔵が行われています。
古くは大伴家持(越中守に任ぜられていた時があり、万葉集に富山のことを歌ったものが多いからでしょう)に始まり、辺見じゅんや宮本輝など多くの作家が紹介されています。
面白いのは、小説などの文学だけでなく、漫画や最近ではアニメーションについても展示があったりする所です。さすがは藤子不二雄を輩出した富山と言えるかも。
そのため、蔵書の中には漫画も多く、藤子不二雄はもちろんのこと、まつもと泉やなもり(共に高岡市出身)、原秀則(「ほしのふるまち」の作者)などのコミックスも並んでいます。常設展示館内の書庫のものは見る事が出来ませんが、エントランス横にあるライブラリーコーナーにもこれら作者の作品も並んでおり、自由に読むことができます。「美味しんぼ」の作画担当花咲アキラが新湊出身と言うことで、「美味しんぼ」のコミックスも並んでいました。
ラノベもありましたね。著者は知らない人でしたが(裕時悠示ではなかったです)。
アニメーションについては特にコーナーまでは無いものの、P.A.Worksや細田守が紹介されていて、漫画展示のコーナーではP.A.Worksが作成した物と思われる短編アニメが見られます。
アニメ関連の展示を行うのであれば、もっと紹介してもいいのではないかと思う人はいますが(河森正治やもとひら了など)、今後に期待したい所です。
藤子不二雄関連の蔵書の中には、瀬名秀明の「小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団」なんていうのもありました。そんなをのも書いてたんですね。知りませんでした。
駐車場は周辺に2カ所あり、常設展(大人200円)を利用すると、最初の3時間(320円)が無料になります。近隣の城址公園などでイベントがあったりするとこの辺りの駐車場もすぐに埋まってしまいそうですが、普段なら駐められそうな感じでした。
庭園には梅の花が咲いていました。
やはり今年は例年より早めのように思います。富山の内山邸の梅はいつ頃が見頃になるでしょうか。
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