北陸お出かけパスで糸魚川へ その4 市振駅
ようやく最後になりました。
最後に訪れたのは、市振駅です。
古い木造の駅舎です。
ホームから海がとても近く、ほとんど目の前が海と言ってもいいくらいです。
そのため、海からの風がとても強いのでしょう。ホームの海側には防風壁が立っています。
しかし、直接海側に出るような道は無く、ぐるっと回ってこなければなりません。
ここには古いレンガ作りの小屋(ランプ小屋でしょうか)が残っています。
石川県内でも以前は津幡駅に残っていたのですが、昨年訪れた時には既に無くなっていました。
JRのロゴも残っていました。
この駅があいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道との境界駅となっていて、えちごトキめき鉄道が管理しています。
しかし、ここへ来るあいの風とやま鉄道の電車は極一部で、乗り継ぎは泊駅で行われています。それでもここはえちごトキめき鉄道が管理している駅だからまだいいですが、隣の越中宮﨑駅はあいの風とやま鉄道が管理する駅にもかかわらず、自社の電車がほとんど来ないというぞんざいな扱いを受けています。
無人駅だから運行の境界とはしなかったのでしょうか。IRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道の境界は倶利伽羅駅ですが、倶利伽羅駅は無人駅です。ということは無人駅だからという理由では無いのかも。ただ、倶利伽羅駅の場合、ここで折り返すような電車は無く、金沢駅-富山駅間は相互乗り入れを行っていますから、市振駅とはちょっと事情が違うかもしれません。
駅の近くには漁港があります。
その先の海岸は自然公園となっています。
防波堤にはウミネコ(?)がたくさん止まっていました。
こういう時は何故かみんな同じ方向を向いているんですよね。
駅周辺を散策し、帰りの列車を待ちます。
やって来たのは随分と派手な列車でした。
これに乗っていかなくてはいけないのでゆっくりと写真を撮っている時間は無く、細かいことは判りませんでしたが、車内もオレンジ色のシートで、これまでに乗って来た車輌とはかなり雰囲気が違います。シートも両側とも2人掛けでした。
この後はまた泊駅で乗り換えて富山まで行き、富山から金沢、金沢から松任と乗り換えながら帰りました。
新幹線開業前はこんなに何度も乗り換えなくても良かったのに、と思うと不便になりましたが、考えてみるとJRを含めて4つの鉄道会社を乗り継いでいる訳ですからしょうがないですね。
途中で雨が降ってきて、特に市振駅では傘をささないと厳しいくらいの雨になってしまったのはちょっと残念でしたが、4つの目的は全て果たせました。
ただ、いつも思う事なのですが、もっと電車の数が多ければもっと多くの駅に降りられるのにというのが残念ですね。まだまだ降りてみたい駅はいくつもあるので、暖かくなった頃にまた行きたいですね。
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