北陸お出かけパスで糸魚川へ その2 泊駅
富山駅を出て、やって来たのは泊駅です。
あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の境界はこの2つ先の市振駅なのですが、あいの風とやま鉄道の車両は極一部の糸魚川まで乗り入れているものを除いてほとんどの列車が泊駅止まりなのです。その代わり、えちごトキめき鉄道の車両が泊駅まで乗り入れています。
両方の車両が同じホームに停まるという珍しい光景が見られます。
今回の旅の目的その2は、同じホームに停まる車輌を見る事でした。
列車間の距離は70mほど。
それでも同じホームですから、後から入ってくるほうの列車はかなりスピードを落として入ってきます。
駅に着いた時には、先にえちごトキめき鉄道の車両が来ていました。
新潟トランシス製の気動車です。
えちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインでは、電化されているにもかかわらず、気動車を導入しました。電車のほうがコストがかかるんですね。
駅名標にはJR時代の物も残っています。
JRロゴの部分は隠されていますけど。
ホームで撮影後は駅の外へ。
改札には富山駅にあったものと同じカード読み取り機が設置されています。
そのためか、有人駅であるにもかかわらず、駅員室はカーテンが閉まっていました。しかも、きっぷの自販機も動いていません。
駅のホームには何人もの人がいますが、みんな糸魚川方面からやってきて、富山方面の電車に乗り換えるために電車を待っている人ばかりです。
この時間帯に泊駅で乗り降りする人はほとんどいないのでしょう。いたとしても、定期を使っているとかで、私みたいなのはイレギュラーなんだろうなと思います。
駅舎には大きなディスプレイが設置され、バスの時刻案内が行われています。
しかしバスは平日のみの運行で、この日(土曜日)にはバスは運行していないのでした。
観光で訪れる人はほとんどいないため、バスもあくまで地元の人たちの足だということですね。
なお、待合室のテレビはブラウン管です。
駅の外に出て駅舎を見た時に気がついたのですが、何年か前にこの駅に来たことがあります。その時は車でしたが、たぶん舟川べりの桜を見に行った後で寄ったのだと思います。その時に何故ここへ寄ったかというと、給水塔を見るためでした。しかし、ホームには給水塔の姿はありませんでした。
3セク移管に合わせて撤去されてしまったのかも。給水塔が残っていれば、もっと早く来たことがあることに気付いていたでしょうが……
下は昔のブログに乗せた写真です。
駅の周辺をしばらくうろついた後は駅に戻ってきて、次の目的地へ向かう電車に乗ります。
今回の旅の目的その3は、えちごトキめき鉄道の列車に乗ることでした。
先ほどの車両と同じ形式ですが、デザインが違ってますね。
車内は片方が2人掛けシートで、片方は1人掛けのシートになっています。
のと鉄道の車両に乗っているような感じになりました。
(その3へ続く)
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