S.M.S.L SA-50 デジタルアンプ
パソコンに使っていたアンプ(鎌ベイアンプmini)の調子が悪くなってきました。
半年ほど前から電源SWの動きがちょっと変になってきて、スイッチを入れるのに変な力が必要になってきました。なんだか粘度が高いというか、すっと動かないんですよね。
そのうち、電源を入れた時にランプが点かなくなりました。電源自体は入っているのでそのまま使っていましたが、とうとう電源が入らなくなりました。SWを何度かON/OFFしていると入る事もあるのですが、完全に壊れてしまうのも時間の問題かと思われます(ただ、スイッチの変な重さは無くなってました)。そこで、完全に壊れてしまう前に新しいアンプを購入する事に。
最近、出費が続いているので辛いのですが……
前回、鎌ベイアンプminiを選んだのはとにかくサイズが理由でした。特に高さです。
今回も同じくらいの高さのものを探していました。それ以外にもフロントに電源SWがあることと、スピーカーの接続がバナナプラグであることが条件でした。
いろいろ探していたら、S.M.S.LのSA-36A PRO(Amazonでの販売価格4,988円)というのが見つかりました。値段も手頃でいいかと思いましたが、電源ON時に大きめのポップノイズが出るとのレビューがあちこちに見られます。アンプ単体で電源ON/OFFを行いたいので(そのためフロントに電源SWが欲しい)、このノイズは気になります。上位機種にSA-50(同7,599円)というのがあり、こちらのほうはそのような報告は見当たりませんでした。
パワーはSA-36A PROの20W x 2で十分でしたし、値段的にもSA-36A PROのほうが良かったのですが、結局SA-50のほうを購入しました。
さらに上位機種にSA-98E(同12,577円)というのもありましたが、値段も高いですし、パワーも160W x 2 と、今回の用途にはオーバースペックです。
思った以上に立派な箱に入ってます。
フロントはボリュームと電源SWだけのシンプルなもの。
アルミのパネルがきれいです。
色はゴールド、シルバー、ブラックの3種類がありましたが、鎌ベイアンプminiが黒だったので今回はシルバーにしました。
電源Onでボリュームの周囲に青いランプが光ります。輝度は控えめなのでまぶしいという事もありません。
リアにはRCA入力とスピーカー出力のバナナ端子、そしてACアダプタからの電源入力があります。
高さが鎌ベイアンプminiよりも高い43mmなので、端子の配置も普通です。鎌ベイアンプminiはちょっと無理矢理な配置になってましたから。
ただ、足はショボいですね。
これは鎌ベイアンプminiのほうが立派なものが付いてました。
中華アンプということで音質には特に期待はしていませんでした。レビュー等での評価はそれほど悪くは無いようです。
聴いてみると、音質はデジタルアンプらしくさっぱりとした感じですが、鎌ベイアンプminiよりも緻密さがあるように思います。
出力は50W x 2ですが、全く不足はありません。そもそも鎌ベイアンプminiの出力(10W × 2)で不足は無かったのですから当然ですけどね。
スピーカーはYAMAHAのNS-10MM(インピーダンス6Ω・出力音圧レベル88dB)なので能率は高くないのですが、パソコン用なのでニアフィールドになりますし、それほど大音量は必要ありません。出力が大きすぎると常用ボリューム位置が小さくなり、ギャングエラーも心配になります。
ちなみに電源ON/OFF時にノイズが出る事もありませんでした。
あとはすぐに壊れたりしなければいいなと思います(中華アンプなので一番の心配はそこだったりします)。
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