Kenko ENERG U-#016MBC マルチバッテリーチャージャー
先日新しいコンデジの購入を検討している時、富士フィルムのXQ1のバッテリーは本体にUSBケーブルを接続して充電するタイプのため、充電器は付属しないという事が判りました。
もしXQ1を購入すると、予備バッテリーだけでなく充電器も購入しないと不便です。うちにはジャンクで買ってきたCanonのIXY 900ISもありますが、このときも互換バッテリーと一緒に充電器(こちらも純正品ではありませんが)を購入しました。充電器ばかり増えるのも困ったものだし、何かいい手は無いのかとネットを探していたら、汎用の充電器というものが存在していると言うことが判りました。
メーカー不明の物であれば1,000円を切る価格で購入出来ます。ただ、充電器なのであまりアヤシイのはちょっと不安です。すると、カメラ用品を販売しているKenkoからENERG U-#016MBC マルチバッテリーチャージャーという製品が出ていると言うことが判りました。
Amazonでの販売価格は1,836円と、メーカー不明のものと比べると2~5倍程度の価格差はありますが、一応国内のちゃんとしたメーカーが販売していると言うことで多少は安心かと思った(結局はMade in Chinaだし、気休めかもしれませんが)のと、XQ1用バッテリー充電器の互換品を購入してもこれくらいの金額にはなるだろうということから、もし購入するならこれだなと思っていました。
結局コンデジはPowerShot S120を購入したため充電器の購入は不要になったのですが、900IS用にも使えますし、そんなに高い物でもないので一つ買ってみました。
この手の汎用品の仕掛けは皆同じような物で、充電用の端子をバッテリーに合わせて移動するようになっています。
ピンの移動は裏側にあるつまみで行います。
充電状態は液晶パネルに表示されます。
充電時はバッテリーを立てて挟み込んで固定します。
ちょっと不安定なように見えますが、スライド部分はバネで押さえられているので、ある程度厚みのあるバッテリーなら問題無さそうですが、バッテリーが薄い物や、角にRが着いているタイプのバッテリーには向かないような気がします。バッテリーを横向きというか、平面部分を下にして設置できるようになっていれば心配はいらないのですが。
電源はACアダプタ式です。
これは使い方によって賛否が分かれるところですが、バッテリーの設置がこのような形になってしまうため、ACアダプタ式のほうが充電器の置き場所に自由度が出来て良いのでは無いかと思います。
純正の充電器のようなタイプであれば直接コンセントに差せる方が便利だと思いますけど。
これを選んだもう一つの理由は、出力が600mAと大きいため、充電時間が短くて済むところです。純正充電器と遜色ない時間で充電できそうです。
メーカー不明のものの中には出力が450mAと小さい物もあって、その場合は充電にかなり時間がかかることになります。
ただ、充電出来るバッテリーのサイズには制限があります。端子間のサイズは2.5mm以上、バッテリーの端紙面の幅が53mm以下のものでないと充電出来ません。
この53mmというのがなかなか微妙です。コンデジ用のバッテリーであればまず問題ないと思いますが、スマホのバッテリーの中には使えないものもあるのではないでしょうか。ただ、スマホ用のバッテリーは薄いので、そもそも固定に問題があって使えないかもしれませんが。
なお、ホームページには対応しているバッテリーの一覧も掲載されています。
試しに900IS用のバッテリーを充電してみましたが、問題なく使えました。耐久性はまだ不明ですが……
不満な点はバッテリーの置き方と、充電用端子がバッテリーを押さえる部分が戻る時に押されて位置がずれてしまい、充電する度に位置をセットし直さなければならないことです。複数種類のバッテリーを使うようになればそもそも毎回セットする必要があるので気にならないかもしれませんが。
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