鈍行列車の旅(後編)
前回の続きです。
富山駅を出たあとは、一気に筒石駅まで移動です。
富山駅を出てすぐに線路は北上し、海が近くなります。
天気は良かったのですが、波はかなり高いです。
1時間40分ほどで筒石駅に到着です。
ここへは以前も一度来たことがありますが、頸城トンネルという全長約11kmのトンネルの中にあります。
トンネルの中なので、ホームの幅もあまり広くはありません。
トンネルの中の駅というのも珍しいですが、トンネルの中を見ることが出来るというのもなかなか無い事なので面白いですね。
ホームを出ると、地上への階段があります。
階段を上がると、出口や反対側ホームへの連絡通路があります。
通路の先には出口までの階段が。
ホームから出口までの高低差は約40m、階段の段数は直江津方面が290段、糸魚川方面が280段だそうです。
エレベーターなどというものはありませんので、バリアフリーにはほど遠いですが、階段の傾斜は緩めになっているので、段数の割には登るのは辛くはありません。
駅を出て道を下っていくとすぐに海が見えてきます。
道を下った先は漁港になっています。
駅へ向かう道には大きな看板が建っていました。
ホームで次の電車を待っていると、対向車線(というのか?)に特急が通過していきました。
ものすごい風圧です。
こういう体験が出来るのも面白いです。
そして最後に向かったのは、北陸お出かけパスの有効範囲の端となる「谷浜駅」です。
駅のホームの上を歩道橋が通っています。
連絡通路が通っているところは珍しくないかもしれませんが、歩道橋というのはちょっと珍しいかも。
無人駅ですが、駅舎には有人駅だった頃の名残が。
この石があるところは昔は切符売り場だったに違いありませんね。
駅前の通りには酒屋や郵便局、商店などが並んでいます。
印象的だったのは、ツバメがたくさん飛んでいたことでした。目の前をツバメが飛んで行きます。
あちこちに巣を作っているようです。
さすがに飛んでいるところは撮れませんでした(^^;)
ホームからは国道8号線を挟んですぐに海があります。
この辺りは海水浴場として有名な所なんだそうです。
さすがにまだ海水浴シーズンではないので人はいませんが、相変わらず海は荒れ気味でした。
この後は帰るだけです。
のんびりと鈍行列車に揺られる旅もいいものですね。
もう少し電車の数が多ければ、降りてみたい駅もあるんですけどね。
« 鈍行列車の旅(前編) | トップページ | 「西町 大喜」の富山ブラック »
「お出かけ」カテゴリの記事
- こちらも2度目の「中田かかしまつり」です(後編)(2017.09.27)
- こちらも2度目の「中田かかしまつり」です(前編)(2017.09.26)
- 今年も福岡町の「つくりもんまつり」に行ってきました(後編)(2017.09.25)
- 今年も福岡町の「つくりもんまつり」に行ってきました(前編)(2017.09.24)
- 今年はピンクは咲いてなかったけど……(2017.09.17)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
たまにはのんびり鈍行列車旅っていうのもいいですよね(^^)
トンネルの中に駅があるんですね~(@_@)
投稿: アビ | 2014.07.10 10:14
アビさん>
新幹線で早く移動する旅は目的地へ着いてからが本番という感じですが、鈍行列車の旅は乗り物に乗っている事が既に目的というか、それも含めて旅という感じがします。
トンネルの駅は鉄道ファンの間ではかなり有名らしいですよ。
投稿: あんころ | 2014.07.12 20:52