のと鉄道の旅(その2)
前回の続きです。
さて、今回の電車の旅のきっかけになったのが、「西岸駅」です。
現在放送中の「花咲くいろは」というアニメがあるのですが、このアニメは舞台に石川県をモデルにしているのです。主人公が働く温泉が「湯涌温泉」をモデルにしていますし、主人公が通学に使っている電車は「のと鉄道」の電車だったりします。そして、通学に使っている最寄り駅のモデルになっているのがこの「西岸駅」なのです。
劇中では「湯乃鷺駅」という名前なのですが、なんと先日、この駅に「湯乃鷺駅」の駅標が設置されたのでした。
近づいてみるとジャギーがあったり、細かいところがつぶれていたりと、画像を拡大した物だと言うことが判ります。
ちなみにこちらが本物。
錆具合とか、遠目に見ると本物よりもこちらの方が雰囲気があったりしますね。
4/29に除幕式があり、GWということもあってか、350人もの人が集まったそうです。
この駅、普段の乗降者数は20人ほどだということですから、とんでもない人数ですね。
この日も何人もの人が訪れていました。ただ、多くは車で来ているので、のと鉄道としてどの程度メリットがあるのかは判りませんけどね。
駅舎内には大きなポスターが貼られています。
訪れた人が一言書いていくように、ノートも置いてあります。
石川や富山から来たという人が多いようですが、中には名古屋や東京、神奈川、千葉などから来たという書き込みもありました。
木造の駅舎は雰囲気があっていいですね。
アニメの舞台になる前からも、一部の鉄道ファンなどには人気があったらしいです。
駅舎の中にはツバメが巣を作っていました。
時期的に、もう巣立ちした後でしょうかね。
これもかなり古そうです。
この駅にも、今は使われていない車両が保管(というより放置?)されています。
穴水駅の物にはのと鉄道のロゴが入っていましたが、こちらはJRのロゴと、「七尾鉄道部」の文字が入っています。
まだここがJR七尾線だった頃のものなのでしょうか。
さて、あとは帰るだけです。
七尾からは小松行きの電車に乗れましたので、このまま松任まで乗り換えなしで行ける……はずだったのですが……
宇ノ気駅までは順調に進んだのですが、宇ノ気駅で20分以上停車していました。細かいダイヤは覚えていませんが、金沢駅ですら5分程度の停車で、途中こんなに長く停車する事は無かったはずです。ようやく走り出したものの、中津幡や東金沢でもしばらく止まっていました。
結局、定刻より30分以上遅れて金沢駅に到着。
その上、先に出ているはずの小松行きがまだ発車しておらず、その列車が出た後でないと発車しないとのこと。
「お急ぎの方は3番ホームに停車中の小松行きにご乗車ください」というアナウンスが入り、乗っていた人たちのほとんどが走って3番ホームへ移動していきます。そのまま乗っていても良かったのですが、既に松任駅への到着予定時刻すら40分近く過ぎています。そこで3番ホームへ移動したのですが、2つの列車の乗客が集中してしまったためでしょう、見事な満員電車です。以前、金沢まで電車で通勤・通学していたときでも、こんな満員電車には乗ったことが無いというほどです(それでも都会の満員電車よりはましですけど)。
家に帰ってから調べてみたところ、金沢-東金沢間で信号のトラブルがあって、それが原因で遅れが出ていたようです。運休になったものもあったのだとか。
最後に思わぬトラブルがありましたが、電車は十分に堪能できた一日でした。
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