桜ヶ池公園遊具広場の注意書きがおもしろい
桜ヶ池公園には遊具広場があり、休日は子供たちで賑わっています。
ここには変わった遊具があると聞いていたので見に行ってきました。
すべり台の下にある小山ですが、なぜこんな形をしているのか(笑)。
男の子がこの小山に抱きつくように登っている横でお母さんが「止めなさい」とか言っている場面を想像してしまいます。
ちなみに素材は石のような物で、柔らかくはありません。
他は至って普通の遊具です。
乗り物もありました。
しかし、侮ってはいけません。
遊具にはいろいろと注意書きの看板が立てられているのですが、この文章がとっても面白いのです。
まず入り口にはこんな看板が。
なにやら教訓っぽい言葉で上手く書かれています。
それでもこれくらいのものならどこにでもあるでしょう。
しかし中の看板はこんなものではありません。
以下、看板の写真をクリックすると拡大します。じっくりと読んで楽しんでください。
まずは「ジェットスライダー」の注意書き。
タイトルが「使用上の御教訓」となっていて、赤字で書かれている部分はことわざだったり教訓だったりします。
でも、「吸い付くような柔肌」っていうのはちょっと違うんじゃないの? しかも「奥さん」って
次は「岩山スライダー」の注意書き。
保護者向けの注意書きとなっているためか、ごく普通の注意書きです。
それでも、「きっと今まで以上に親子の絆が深まるハズですが」とか「叱る勇気が楽しく遊ぶコツてものでしょう」などというところが一般的な注意書きの文章とはやはり少し違っています。
ゴミは持ち帰りましょうという言葉の前に
「今じゃどこでも当たり前の」
などと付いているところもいいですね。
今度は「暗闇スライダー」の注意書き。
基本的に子供向けのためか、砕けた口調の文章になっています。
「スコーンと滑ります」とか「頭のてっぺんに大きな「ハゲ」が出来るゾッ!」っていうところが好きですね。
また、大人向け(?)には
「自分のサイズをよく考えて滑ってください」
という注意書きがあります。
まだまだあります。「スイングレーサー」の注意書き。
これが一番秀逸でしたね。
注意事項を恋愛になぞらえています。
「恋にあせりは禁物!」
「やがて、二人の間にも曲がり角がやってきます」
「恋に終わりがあるように」
「愛は真心・恋は下心」
等々。
すばらしいの一言です。
是非とも拡大してじっくり読んで頂きたい。
そして「人工芝スライダー」の注意書き。
「女性の方々のなまめかしいストッキングが」とか、「あなたの美しいナマ足に」なんて言葉は普通の注意書きには絶対に出てきませんね。
こんな看板を作れる南砺市(もしくは合併前の城端町)っていいところですね。文句を言う人が出てきて撤去されたり文章を変更したりされないというところもいいですね。
遊具で遊ぶ事以外でも楽しめる公園でした。
駐車場の横にはスケートパークがあり、スケートボードや自転車で楽しんでいる人がいます。
ここにも使用上の注意という大きな看板があります。
この文章も所々一言多い(笑)。
注意書きなどという物は得てして堅苦しい文章や威圧的な文章になりがちな物です。また、威圧的だったり上から目線の物言いには反発したくなったりもするものです。
そういった意味でもこの公園の注意書きというのは上手く作っているなと思いました。
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