普通列車で米原へ(後編)
米原へ到着。
米原駅は、新幹線の乗り換えでホームに降りたことは何度かありますが(特急が遅れて新幹線のホームへ走った記憶があります)、駅の外へ出たのは初めてです。
イメージとしては名古屋駅くらいの規模だと想像していたのですが、思ったよりもかなり小さいですね。駅前もかなりのんびりとした雰囲気です。
ここから本日のメインの目的地である「新幹線高速試験車両保存場」へ向かいます。
10月6日、7日は新幹線高速試験車両一般公開ということで、JR鉄道総合研究所の風洞技術センターに保管されている試験車両が公開されているのです。
試験車両自体は屋外展示されているので普段でも見ることが出来るということですが、敷地の中に入って見ることができるのか、それとも敷地の外から見えるようになっているのか、その辺がよくわかりませんでした。この両日であれば確実に目の前で見ることが出来ますし、内部公開も行っているとのことですので、運転席の写真も撮れるかも、ということでやってきたのです。
入場は無料で、いろんなイベントも行われています。JRとは関係ない近江鉄道の部品・グッズ販売なんていうのもやっています。
試験車両はWIN350、STAR21、300Xという3台の車両が保存されています。
屋根付きで保存されてはいるものの、全体的に外装はかなり傷んでます。特にWIN350はひどかったです。
車内にも入ってみましたが、運転席の写真はあきらめました。
来ている人たちのほとんどが子供連れで、子供を運転席に座らせるのに行列が出来ています。その列に並ぶのがしんどいのと、並んでいるのはみんな子供連れだったので、その中に並ぶ勇気ははありませんでした。
それに、やはりイベント時は写真を撮るのには向かないですね。
離れた場所から全景を撮ろうとすると人が通ってしまいます。
その上、電車をバックに子供の写真やビデオを撮ろうとする人が多いので、人が写らないようなタイミングで撮るのは一苦労です。
また、自分が誰かの邪魔をしていないかも気になりますので、長時間同じ場所に留まっているのもはばかられます。
結局、1時間ほど居る予定が30分くらいで引き上げることになりました。
この後は駅周辺の散策を予定していたのですが、あまりおもしろそうなものはなさそうなのと、天気が良くなってきて歩いていると汗だくになってしまうということで、急遽予定を変更して長浜へ向かうことにしました。
15:03発の電車に乗って長浜へ向かいます。長浜到着は15:12です。
長浜駅は旧駅舎のイメージを残した建物になっていて、なかなかおしゃれです。
長浜での目的地は駅のすぐ近くにある長浜鉄道スクエアです。
ここは旧長浜駅舎を展示館として保存しています。
また、「北陸線電化記念館」として、ED70形電気機関車とD51形蒸気機関車が静態保存されています。
再塗装されて屋内に展示・保存されているので、状態はとてもいいです。
ちなみに入場料は300円です。
これで後は帰るだけです。
16:34発の電車で長浜を出発、近江塩津で乗り換えて敦賀へ向かいます。
近江塩津では先頭車両に乗って、新疋田-敦賀間のカーブを堪能してきました。
敦賀到着は17:17。乗り換えの電車は17:52なので少し時間があります。
この電車は金沢行きなので、あとはこのまま乗り換えなしで帰ることが出来ます。
20:23松任駅到着。
日帰り普通列車の旅はこれにて終了です。
こんなに長い時間電車に乗ったのは、出張で津山へ行ったとき以来です。
たまには電車の旅もいいものですね。
今度は富山方面へ向かってどこかへ行ってみたいです。
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